ぱらどっくす

何について考えたいのか、時々分からなくなる。
というか、分からないことばかりで、
端から火を付けて燃やしてしまいたくなる。
燃やしてしまえばそれは、黒く焦げて
ぼろぼろと崩れ落ち、形を失うだろう。
それが何であったのか、分からなくなる。
正しい方向と、正しくない方向の二択ではなくて
どちらでも無い選択肢を探していることに気付く。
それを逃避と言う。
まるで生産的ではないこと。
しかし、生産とはいったい何なのか
意味のあることなのか、誰にとって?
今の僕には、そういうことも分かりはしない。
植物には耳が無いから、風の音は聞こえないだろう。
植物にとって風は、体を揺らすもので、
そして種を、子供を遠くに送り出すものだろう。
意味というのは、生存と生殖に関連していて
とてもシンプルなものだろうと
今日のところはそう思う。

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