雨が降ったりやんだり、鬱陶しい天気が続く。
南から台風が近付いているせいだと天気予報が言う。
衛星写真にくっきりと台風の目が映っている。
目というからには何か見ていないといけないと思うので
僕は昔から、あれは本当は台風のヘソではないかと
密かに思っているのだが、台風に下半身があるかどうか
または定義するかどうか定かではない。
そうすると、台風の「穴」というのが妥当ではないか、
などと思ったりする。
しかし、そのようなことは、別にどうでもいいことで
どうでもいいことを考えることが喜びでもあるということに
時々気付くのだ。でもすぐに忘れるのだけれど。
夕べ、東南の方向、随分と遠くに炎が断続的に上がるのが
見えて、それは空の雲を赤く照らす程の炎だったのだが
まさかこの季節、花火大会でもなし、火事なんだろうか
それとも何かが爆発しているのだろうか、と物騒なことを
考えていたが、ニュースには何も出ていなかった。
そしたら、ecoさんがtwitterで、あれは川崎の工場煙突
からのフレアスタック(過剰ガスの燃焼)らしいよと
教えてくれた。ecoさん名古屋なのにすごい。
それで、地図を見たら、川崎ってもう少し南側なような
気がした、しかも40キロくらい離れている。
だから、あれが本当にフレアスタックなのかどうか確かめる
ことはできないのだけれど、僕はものすごい方向音痴なので
川崎の方向を見誤っているのかもしれず、きっとあれは
フレアスタックなのだろう。
しかし、こんなに遠い所から見える炎だなんて、
ちょっと憧れたりします。