夏のこと

いつの間にか変わっているのが
季節というものだとしたら
それは季節のことを
あまり見ておらず
いつも考えていないということだと思う。
想いを費やしていないことは
「いつの間にか」変わる。
深く物事を見て
いつも考えるようにすると
そういうことはないのだと思う。
わたしは
ぼんやりと生きることによって
ある程度
自分を守って来たのだと思うから
さてどうしたものか。
七月が終わろうとしている。
時々雷が鳴って
激しく雨が落ちてくる。
求めるものよりも
求められるものの方が
わたしを支えている。
そういうことについて
何だか不思議に感じるけれど
外側から見えるわたしと
わたしの内側から見えているものが
大きく違うのだろうと思う。
その差異を
もう少し縮められないものだろうか
と、わたしは思う。
しばらくルーチンを停止して
その先のことを考えよう。

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