はぐ

パンダって、
ものすごい撫で肩じゃないですか。
だから?
いや、ただそう思っただけで、
特に展開も落ちもないんですが。
あれは、鎖骨もきっと無いんでしょうね。
笹を手に持ってムニャムニャ食べているような
イメージがあったのですが、
きっと思い違いだと思います。
鎖骨が無いと、腕を内側に自由自在に
曲げることは出来ないはずだから。
あ、抱きしめるっていうのは
鎖骨が無いと出来ない仕草だそうです。
ハグしているパンダって
なんかいそうな気がしますけど
きっとそれも思い違いです。
というか漫画の見過ぎかもしれません。
私たちは他者のことをしっかり観察することなく
何か思い込みで勝手にそういうものだろうと
決めてかかっているような気がします。
そうやって自分の作ったイメージの中で
入力された情報を泳がせているわけです。
いつまでたっても
新しい何かが見えてこないわけです。
落ちなんか無くったって構わないじゃないですか
まずは勝手に決めつけないことが
見つけるための近道のような気がします。
ものごとって、ゆっくり変わってゆくと
変わったことに気付かないですよね。
時間方向にずずーっと間延びすると
全体の大きさがよく分からなくなって、
近いところしか見えなくなるからなんですよ。
きっと。

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