睡眠をとっていますか。
私はとってもよく眠れるのですが、
人生がもったいなくて
あんまり早い時間に眠れず、
そして朝も早いので
いつも眠いという
何だかわからないことになっています。
携帯電話のバッテリーが
残り半分の時、
まだ半分もある、と思うことができますか。
私はいつも、あと半分しかないと思います。
せっかちではありません。
いつもぼんやりしています。
ぼんやりしているくせに、
時間がどんどん経過することを悔やむなんて
なんて図々しいのでしょう。
携帯電話をiPhoneにしてから
メールに絵文字をあまり使わなくなりました。
リアルな絵文字って
何だかその時の気持ちと離れていると思いませんか。
どれも少しずつ違っていて
ぴったりくるものが無いのです。
リアルなものはあからさまで、
何かを含ませるということができないのです。
分かりやすいと思う事は
一般化された平べったい世界に住まうことでしょう。
地軸が少し傾いているだけなのに
どうしてこんなに寒いのか
太陽を見て恨むのは間違っていると知りながら
冷たさをタイヤの回転に変えて
住宅街を置き去りにしたいのです。
去年の冬どころか夏のことだって
もう思い出せないのです。
どうしましょう、どうもしません。
できません。
何にも期待しているわけじゃないですよ。
そういうのって敗北でしょう。
知っています、勝ち負けじゃないって。
誰も勝たないし、誰も負けません。
なぜなら無意味だからです。
価値なんて変化し続けるのですから。
しっかりしましょう。
そして、この冬を乗り切りましょう。
春になれば何か良いことがあるなんて思いません。
でも
もう少し体を伸ばして
深呼吸することが
できそうじゃないですか。