西暦2025年

気づくと季節が進んでいる。
特別時間に余裕がないというわけではないが、
逆にあまり時間に囚われたくないと
私は思っているに違いない。
この頃、「私」というのは、こうやって意識を持って
脳で考えているものだけではなくて、
その他の細胞のことをでもあると
改めて考えるのである。
意識によって自由になることが、あまりにも少なく
私という体を会社のように考えるならば、
社長である私の言うことを聞く従業員はわずかである
ということである。
大部分の従業員は勝手に動いて自分の職務を遂行している。
社長の言うことを聞けと無理強いすると
雑な仕事をしたり、ストライキを起こしたりする。
普通の会社と違って、私と言う会社は
従業員が一人でも辞めると大ごとになり、
場合によっては倒産したりするので、
相当な気遣いを持って会社をやってゆかなければならず
それはもう大変な激務なのである。
しかし、逆の立場で考えるならば
「あなたが社長だと勘違いしているから迷惑なのだ」
そう従業員は言うだろう。

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