リズムのひみつ

邦楽は一拍目と三拍目に手を叩き、
洋楽は二拍目と四拍目に手を叩く。
重心が頭にあるのか後ろにあるか、
それだけのことだった。
ミッシェルポルナレフの
「シェリーに口づけ」を気に入ったのは
小学一年生の頃だったが、
なぜ、それがそんなにも好きだったのか、
気付くのに五十年かかった。
日本人はどうやっても頭重心に
なってしまうので、ほとんどの
日本の音楽がそうなっており、
洋楽は全く逆になっている。
逆さまであるということに違和感なく
馴染んでしまい、気づかないが、
好きなのは真逆な方であり
それはたぶんリズムのせいだったと
いうことなんだと思う。
これが昨年末のとても大きな気付きだった。

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