楽器でもスポーツでも料理でも
どんなことも上手くできる人は
最初からできているのだと
思えるのだけれど、それは
体を動かす方法が
最初から正しかったのだと思う。
弾く、叩く。
歩く、走る、蹴る。
見る、読む、聞く、話す。
切る、混ぜる、練る。
軽く、激しく。
そういう言葉が実際どういう
動作なのか、普通の場合は
あまり考えない。
というか、そんなこと
分かりきっていると思って、
その先にあることを
追求しようとするけれど、
そうではないのだ。
人の中にはその人なりの
動作のイメージがあるが、
それが正しくない場合が多い。
思い込んでいるから
変えられない。
基本的な動作について
間違っていることを疑い、
それを正しいものに
変えていかなければ
扉は開かない。