月別アーカイブ: 2017年3月

想像力の信憑性

だいたい一本に一花か二花 桜が咲いている。 安定しないのが春というものだとしても 雨粒は落下し 冷たく黒く沈んだ空 煙突の煙は南に長くたなびいている。 地球はターンテーブルのように回転し 私たちのうたを再生する。 様々な … 続きを読む

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春はどこに来るのか

去年の春を覚えているか というとちょっと怪しい。 私は去年の春に何を想い何をしていたのか 全然思い出せない。 存在というのは希薄なものだ。 宇宙の暗闇に 黒い点を打ったように存在し、 何とも関連を持っていなければ そこに … 続きを読む

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寿命

十年が過ぎると たいがいのものは壊れる。 機械は動かなくなる。 そういうふうになっている。 たぶんそれは、作る側が 十年ももてばいいだろうと 思って作っているからだろう。 もちろんそれを構成する部品の 供給期間を設ける上 … 続きを読む

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弥生

三月になった。 月末には桜が咲くのだと 気象予報士は 相変わらずテレビジョンの 四角い枠の中で言っている。 私も そうだ桜が咲くのだろう なにせ三月だから そう思っている。 当たり前のことを 権威のバトンを持つ人が言うと … 続きを読む

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