ご都合

様々な都合があるのです。
たとえばコンピューターというものは
都合のかたまりです。
そして自分の都合ばかりを押しつけてきます。
全ての事に手順というものが存在し、
まっとうな手順を踏まないと
受け入れてはくれないようになっています。
そういうのをロクデナシと言ってもいいかもしれません。
ろくでなし、というのはもともとカメのことだそうですね。
なぜ彼らは私を理解しようとせず、
自分が理解されることばかりを常としているのでしょうか。
私はそういうことが頭にきます。
なぜアップデートは失敗するのか。
「できませんでした」の一言で終えようとするのか。
言い訳をしないことが清いことだと思っているのでしょうか。
いいえ、彼らに想いなんかないはずです。
しかし、想いとは何なのか簡単には言えないのです。
私はリターンキーを連打して
次の瞬間に電源を引き抜いて投げ捨てたいくらいでした。
しかし、理性というものがあります私には。
彼らとは違うのです。
そう思いたいのです。
たいがい、ほんとうにつまらない原因であることを
私は知っています。
だっていつもそうだったから。
経験から学習するというこが生きるためには必要なのです。
彼らの都合などというものは実際たいしたものではないのです。
単純に出来ているのですから。
ほんのつまらない原因を取り除くだけで
実は彼らと問題なく共存できるのです。
でもそれはひたすら「めんどくさい」ことです。
面倒臭いことをどうやって心が折れないように行うか
そういうことが問題です。

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