日別アーカイブ: 2013年11月6日

バス停

硝子のドアが 自動的に夜を左右に分けると 冷たい空気が身体を包んだ。 息は白くなかったから 気温は十度を下回ってはいないと思われた。 若い守衛が窓の向こう側で 「おつかれさました」と言った。 この守衛はいつも「で」が抜け … 続きを読む

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