出口

自然に目が覚めるまで眠っていようと思って
目覚まし的なものなどを仕掛けないで眠ると
いつまで経っても目が覚めず、
十二時間以上も経ってからようやく
覚醒するという毎日が続いている。
お昼を食べて、ぼんやりしていると
すでに陽は傾いていて、
すぐに夜の闇の中に突中してしまう。
テリーライリーの曲を聴きながら
本を読んでいると、
とてつもなく広くて駄目な空間に
解き放たれているような気がしてくる。
やはり明日からは、目覚まし的な何かを
掛けて眠るようにしようと思う。
出口がやってくるのを待つよりも
出口を探した方がよいのだと思う。
永遠というものが無いのならば。

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