人が良いと言うものが
自分にも良いわけではないし、
一般的に良いと言われていることもまた
自分に良いわけでもない。
人は異なる個であるから
全てに同じことを当てはめるには
無理があるのだ。
そのようなことは至極当たり前の事であるが、
しばしば、それを忘れて
違う何かと同じようにしようとする。
多分それが、人にとって楽だからだ。
主食を玄米にする、というのを
随分長い間やっていた。
低インシュリンダイエット的な意味もあったし、
何より健康に良いだろうと思ったから。
でも、そうでもない、ということに気付いた。
自分は多分人よりも腸の長さや動きが違う。
どちらかというと長めで、比較的よく動く方だと思う。
それは、大腸のレントゲン検診で実感した。
そのせいか、玄米を食べると
どうもお腹の調子がよくない。
まぁそんなものだろうと思って、長年続けて来たが、
玄米を切らした時に、近所のスーパーに玄米が無く
仕方なく白米を買った。
食べてみると、それがすごくお腹に優しかった。
優しさって必要だと思う。
たぶん自分は自分に対して
苦行を強いていたのだろう。
そういうのって、気付かないものだ。