日別アーカイブ: 2011年6月11日

おしまいのない物語

夜が明けると雨の音。 梅雨の朝、目に見えない水の粒は 体にまとわりついて呼吸を妨げる。 北側の窓をそっと開けると、 冷たい風が流れ込んでくる。 その良心を抱いて、 また眠りの底に沈んでゆく。 たとえば円錐形の尖った台の上 … 続きを読む

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