言葉と玄米とおにぎり

言葉をひとつ記す。
そして、それから次の言葉が生まれるのを待つ。
それは音楽に似ている。
美しい和音のように響けばいいと思う。
ひとつから、ふたつになるとき
関係というものが生まれるから
そこに美しさや醜さが出現するのだろう。
しかし、問題は
生まれるのが、あまりにも遅いこと。
鍛錬だけでは足りない気がする。

朝、おにぎりを握る。
玄米のおにぎりが好き。
炊飯器の中で、米の粒だった玄米を
寄せ集めて
関係性を変化させる。
ひとつのかたまり。

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